チタン酸バリウム(Barium Titanate, BaTiO3)は、独特のペロブスカイト結晶構造を有しています。これは優れた電気特性を備える物理的基礎です。正方晶チタン酸バリウムは高い誘電性能を備える無機非金属材料であり、その粉体はさまざまな電子セラミック部品を創るための主な基礎材料で、積層セラミックコンデンサ(MLCC)デバイスの基礎と考えられています。
大塚化学は、20世紀の60年代末からチタン酸塩粉体の研究と生産を開始し、チタン酸塩分野では深い理論的研究と豊富な生産経験があります。中国市場の需要を鑑みて、大塚化学徳島研究所は、長年にわたってチタン酸塩分野において蓄積してきた研究成果を、張家港大塚化学に投入し、固相法でチタン酸バリウム粉体を生産しています。さらに、チタン酸バリウム粉体の主な生産設備は日本から輸入しており、プロセスパラメータを正確に制御でき、チタン酸バリウム粉体の特性の安定性を確保しています。顧客要求に応じてチタン酸バリウム粉体をカスタムで提供できます。
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