「リン酸難燃剤SPVシリーズ」は、環状リン酸骨格中にフェノキシ基を加えた反応タイプのリン系難燃剤で、エポキシ樹脂等の材料に適用されます。
「リン酸難燃剤SPVシリーズ」は、環状リン酸骨格中にフェノキシ基を加えた反応タイプのリン系難燃剤で、エポキシ樹脂等の材料に適用されます。

特色
1. ハロゲンとアンチモンフリーの難燃剤。
2. リン酸エステル難燃剤と比べて、非常に優れた耐加水分解性を備えています。
3. 5%重量減少温度は>350℃で、耐熱性が高いです。
4. 反応タイプの難燃剤は、電子が不足したオレフィン(つまりマレイミド基)と反応します。
5. 樹脂から溶出しにくい(単体と反応する)。
6. 樹脂の電気特性を下げない。電子製品に適用。
7. さまざまな有機溶剤に溶解します。
物性
外観 | 茶褐色の液体 |
融点 [ºC] | 室温で液体 |
リン含有量[%] | 11 |
5% 重量減少温度 [ºC] | >350 |
溶解性 [w/w%] | 任意の比率で混合可(in MEK) 任意の比率で混合可(in DMF) |